基本情報
施設名 | カナリヤの森 |
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事業分野 | <まちづくり> コミュニティカフェ/コミュニティスペース |
主な活動地域 | 緑区上九沢 |
事業目的
世代、障がい、地域、社会的バックボーンなどの壁を取り払い、仕切りのないコミュニティの場を提供
事業内容
Cafe Bucca boo (カフェ ブッカブー) : カフェ
Linden hall (リンデンホール) : レンタルホール
リラクゼーションルームすずらん : サロン
☆ カフェ(ワンデイカフェ)、サロンは、レンタルもしています。
背景
以前、スーパーマーケットとして地域の人に親しまれていましたが、10年近く前にその役目を終えた場所がありました。
平成18年、障がいを持つ子どもが放課後を過ごす場所として、NPO法人にその一部を賃借することをきっかけに内部を改装し、ホールを持つカフェとしてカナリヤの森はオープンしました。
内装は、森をテーマにして県産材の丸太や珪藻土で仕上げ、森のイメージそのままの気持ちの良いスペースになりました。遠く海外からワークショップに訪れる人もいる程でしたが、特に宣伝もせず、外装はスーパーのままであったことから何をしている場所か判りづらく、地域の人の知るところまでは至らずカフェは2年程で休業となりました。
ホールの運営をその後も続けていたのが縁で、地域で活動している人が集まり、平成21年にカナリヤの森の再生計画が始まりました。
もともとカナリヤの森は、世代、障がいの有無、社会的なバックボーンに関係なく、ここに来た人がホッとくつろぎ、癒されて帰っていける場所になれば・・・という想いから創られました。
再スタートに向けて、地域の人や仲間と話し合うなかで、これまで以上に、地域の人たちが気軽に訪れ、ほっとリラックスできる場所、年齢、障がい、住んでいるところに関係なく、元気な人もちょっと疲れている人も、それぞれを認め合い、ごちゃまぜになって自分を発揮していける場所を創っていきたい・・・という想いが高まってきました。
そのために、外装も含め、雨漏りなどの改修、寒さ対策の改装など、さらに意心地のよい空間にするために、半年の時間をかけてプランを練り、設計者や業者だけでなく、古道具屋さんや若手のアーティストさんなどの力も借り、時には自分達で作業にも加わり創り上げてきました。
「カフェ ブッカブー」では、近隣の有機農家の野菜や、豆をふんだんに使ったナチャラルな料理とお菓子、こだわりのコーヒーなど提供。薪ストーブを囲んでの、「子どものためのおはなし会」や「音楽会」が開催され、お茶を飲みながらゆったりと楽しむことができるようになりました。
「リンデンホール」では、子どものアトリエや、子育て中のお母さんをフォローアップする講座、太極拳などの定期クラスや、朗読会、コンサート、ワークショップなどのイベントの他、シニアの人に人気の「歌いま専科」などもアダージョの高橋さんの協力を得て行われています。
「リラクゼーションルーム すずらん」では、アロマトリートメントなどのボディワークやセラピーが受けられます。
カナリヤの森は、人と人がつながる場所、訪れた人と共に成長する森(場所)として、平成24年10月17日に再スタートしました。