基本情報
団体名 | 相武台団地 ひばりカフェ |
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代表者 | 佐竹 輝子 |
施設名 | ひばりカフェ |
所在地 | 〒252-0323 相模原市南区相武台団地2-3-5 |
電話 | 046-404-0540 |
URL | https://hibaricafe.jimdo.com/ |
事業分野 | <まちづくり> コミュニティカフェ |
主な活動地域 | 相模原市南区相武台団地 |
事業目的
子どもからお年寄りまで、多くの人が集まっておしゃべりできる場所をつくりたい
事業内容
・コミュニティカフェ
・カルチャー教室
・イベント開催
・ドックカフェ
背景
南区にある相武台団地は、1960年代に開発された93棟2,531戸の大きな団地です。しかし50年余りの時を経て、高齢化が進み、2000年1月に2,364世帯6,038人だった団地の人口は、2017年2月には2,276世帯4,319人と3割も減少し、60歳以上の人口割合も53%となる超高齢化地域となってしまいました。
コミュニティカフェ「ひばりカフェ」は、そんな相武台団地の商店街に平成27年12月にオープンしました。
相武台団地の商店街は、真ん中に大きな欅の木がある広場を囲むように店舗が並んでいます。そこは四季折々の景色が楽しめ、静かに時が流れるような場所で、団地の近くで育ち、子育てをしてきたオーナーの佐竹さんにとって、ずっとお気に入りの場所でした。
長い月日が流れ、住民の高齢化が進んでくると、ベンチに座って一日を過ごす高齢者の姿をよく見かけるようになりました。「このままではいけない、なんとかしなくちゃ」と佐竹さんは思うようになったそうです。
何が出来るかと考えた時に思いついたのが、得意な料理を活かして、人々が気軽に立ち寄れて、おしゃべりをしたり、お茶を飲んだりできるコミュニティカフェでした。
実現に向けて会社を早期退職し、構想を練り始めましたが、親の介護などが重なり諦めざるを得なくなってしまいました。
それから10年の月日が流れ、介護を終えた佐竹さんは、団地を管理する神奈川県住宅供給公社が、シャッター街となってしまった商店街の賃料を下げ、空店舗を活用した地域活性化事業(グリーンラウンジプロジェクト)に取り組むことを知りました。念願であったコミュニティカフェの実現に向けて真っ先に手を挙げ、「ひばりカフェ」をオープンさせることとなりました。
カフェの2階スペースでは、絵画や書道、フラワーアレンジメント、ヨガなどの数々のカルチャー教室が、1階では毎月ジャズライブなどが開催されています。
また、商店街の広場では、ハワイアンフェスタや秋楽祭など、子どもから高齢者まで多くの人が楽しめるイベントを地域の人たちと協力ながら、年に2回開催しています。
また、次の世代を担う若い人たちの起業も応援し、商店街の空き店舗には児童クラブやエステサロン&レンタルルームなどが続いて出店しました。
相模原市の鳥でもある「ひばり」は、いつも元気におしゃべりをしているような賑やかな鳥です。商店街の真ん中にある欅の下「多くの人たちの賑やかなおしゃべりが聞こえるようなカフェにしたい」との思いで「ひばりカフェ」と名付けられました。